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『実りの杜』発刊-150記念号-

月報『実りの杜』

施設写真◆1994 年5 月の月報第1号には刊行の趣旨が掲載されている。「集会にあまり来られない人たちや、転勤などで他集会へ移った人たちに集会の様子を知らせるために、また兄弟姉妹の交わりや周囲の人々への証しのためにも月報を出したいとの祈りがかないました。「実り」とは聖霊の実を実らせること、「杜」とはまだ自然の残る丘の上の私たちの集会のことです。「実りの杜」をこれから毎月お届けしたいと願っています。」
(月報第1 号【月報を出すにあたって】より)
◆「実りの杜」を毎月お届けしたいという祈りは聞き入れられ、月報は2 回の編集者交代を経ながら、150 号まで途切れることなく続けることができている。それは編集者の労だけでなく、原稿の読み手であると同時に書き手である兄弟姉妹たちの協力によるところがもちろん大きい。そこで、なかなか聞くことのできない相原集会の読者の声を紹介したい。
[ 文責:渡辺I]

月報はどう?

「集会のメンバーの文章が読めるのが楽しい」「普段集会に来ていない人の近況報告等嬉しいです。ホロッとしたりクスッとしたりします」「来たばかりなので集会案内など連絡事項が分かり助かります」「毎週礼拝に出席できなくても、情報が手に入って助かります」「全ての行事に参加できているわけではないので追体験ができて良い」「兄弟姉妹の信仰や考え方に教えられる」「皆さんの近況がわかる」

一番記憶に残っている月報は?

施設写真 第1 号、100 号記念、バプテスマを受けた兄姉の証し、選也兄のフリートーク、木原兄の転居の記事、海外からの便り、木原兄の「相原に来て…」、「聖書は人生の辞書である」という二郎兄の巻頭言、竹下姉妹の「イスラエル紀行」、グッドニュースのインタビュー、ともちゃんのお手紙、青江兄姉の結婚式証し、初めてフリートークに投稿した号、自分のフリートーク、自分の証し( 笑)



今後の月報に期待するもの

「新しいぶどう酒は新しい皮袋へ」
 遠くに離れた今、届けられてくる相原集会の月報を今まで以上に、新鮮で、楽しく、またなつかしく読ませていただいている。月報は、相原集会内部の者同士の交わりや相互の連絡という役割はもちろんであろうが、外部の兄姉や集会に対しても、開かれたものとして、本当の意味で集会はどのようなものなのか、福音のメッセージの核心は何なのかを証しているように思う。実は、私が、東京赴任となって、どこの集会に集うべきか、思案していたときに、多数ある集会(教会)から相原集会に導かれたときの決定的なことが、この月報であった。真に霊的であること、「勘や経験」に基づくのではない聖書解釈、伝統や習慣に囚われない教会の活き活きとした姿、そして諸集会には感じることのできない神学的な知性も、月報の文章の行間に滲み出ていた。「新しいぶどう酒は新しい皮袋へ」という福音のはじけるようなエネルギーを月報に感じたというのは大げさではなかった。このような学びに飢え渇いていた者ゆえに感じるとることができたのかもしれない。 今後の月報も、今まで通りのいつも新鮮で刺激的な真の意味で「霊的な」紙面を期待したい。鑑みれば、明治時代の日本のキリスト教の宣教や福祉事業においても、忘れられがちであるが、機関誌などの文章による働きが極めて重要な働きを担っていることである。内村鑑三の『聖書之研究』、救世軍の山室軍平の『ときのこえ』、家庭学校の留岡幸助の『人道』などである。研究のために丁寧に読ませて頂いたことがあるが、それぞれ主張は異なるが、そこには主イエスにかける者たちのパトスとロゴスが交錯して常に新鮮であった。「新しいぶどう酒は新しい皮袋へ」というメッセージの発信が、相原集会の月報にはたえず求められているのであろう。
木原K


相原キリスト集会実りの杜チャペル

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